脳の可塑性

脳の可塑性は、ノルウェーの神経解剖学者のAlf Brodaが自分が脳梗塞になった体験から、 1973年に唱えだした比較的新しい概念です。脳の細胞は一度失われる2度と再生することはありませんが、脳への刺激により、脳細胞の配列が変化し、損傷していない部位が壊死した細胞が担っていた機能を代替し、運動の記憶が戻る、つまり運動機能が回復されていくという理論に基づいています。

この理論にもとづくと、従来健側(健康な身体の半身)で日常生活を成立させるためのリハビリが主流でしたが、病側(麻痺した半身)に対するアプローチも含めたリハビリが重要になってくると考えられます。現在ではまだ不明な点も多いながらも、臨床結果で脳梗塞の後遺症改善の事例が見られており、今後のさらなる解明が期待されています。

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