リハビリの回数を重ねる毎に自分の身体が良くなっていくことを実感しています。
50代女性/脳梗塞/右片麻痺
カウンセリング付
脳梗塞リハビリセンター
特別体験プログラム
ご利用者さまデータ
年代 | 50代 |
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疾患名 | 脳梗塞 |
発症からの期間 | 9か月 |
症状 | 右片麻痺 |
当センター通所期間 | 2か月 |
リハビリ目標 | 日常生活を取り戻して周囲の役に立ちたい |
ご利用メニュー | 60日間改善リハビリ |
当センター通所回数 | 16回 |
リハビリ記録
ご利用までの経緯
- 急性期病院に3週間、回復期リハビリ病院に約4カ月入院。娘様から『脳梗塞リハビリセンター』について聞き、コロナ渦であった為に訪問リハビリからスタート。
初回体験時の状況
- 歩行時は、杖と装具が無ければ外を散歩できるかできないかの状況。家の中でも躓きそうになるなど、上手く歩けない状態。
- 訪問リハビリからのスタートだったが、歩行改善したため、緊急事態宣言明けから『脳梗塞リハビリセンター』への通所開始、『60日間改善リハビリ』開始。
リハビリ内容
■入院中は脳卒中に対しての基本的なリハビリテーションを毎日3時間していた。(PT、OT、ST各50分程度)
■脳梗塞リハビリセンターに来てからのリハビリは以下のとおり。
- 鍼灸とリハにて可動域制限のある個所の改善、電気刺激による動きの再学習を実施。
- 初めの1か月で歩行時の装具が外すことが出来たので、履けなくなっていた靴やサンダルを履けるようになった。
- 自主トレを行う事で手の動きも改善。料理の時に包丁を扱う事や着付けで帯を締める作業など細かな力加減が必要な動きが可能になった。
リハビリの結果
<鍼灸について>
以前、韓国式の鍼灸を勧められて行っていましたが、自分の中ではあまり効果を感じることが出来ていなかった。 日本式の鍼灸を受けるのは初めてであったが、身体がほぐれて気になる箇所の動きや感覚が良くなって、リハビリがしやすくなっている。 体を動かすことと、元の動いていた体のイメージが一致するので鍼灸はとても有効だと感じている。また、右麻痺になってから利き手を左に変更。 その結果杖を持つ左手がしびれる事があったが、その痺れが大幅に改善した。
<リハビリについて>
装具や杖が無ければ歩く事も困難だったが、今では一人でセンターまで歩いて来れるようになった。 電気刺激を行いながらリハビリを行う事で、今まで体の動きが点だけだったのが線になったように繫がり、さらにその線が太くなることを感じている。
担当セラピストのコメント
当センターの訪問リハビリをご利用になって、屋外でも歩くことができるようになり、社会参加を徐々にしていきたいという想いがでてこられました。現在は脳梗塞リハビリセンターでの外出リハビリテーションとして、またリハビリ前後に買い物も楽しんでおられます。
日常生活動作から今までの趣味ややりがいの再開など多岐にわたる明確な目標を持っておられます。大変「主体的に」、且つ「意欲的」に取り組まれていて、一緒にリハビリテーションさせて頂いているこちら側もパワーを頂いています。
日常生活動作の目標をコツコツと達成されては、新たな目標を設け、"改善する楽しさ"を味わっていらっしゃるようにお見受けします。リハビリテーションに依存せず、自ら取り組まれる姿勢はこれからの人生をより良くしてくれるものだと私たちにも教えてくれています。