50代/脳出血/構音障害

顔の麻痺改善され、
言葉が伝えやすくなった

言葉が伝えやすくなった

改善内容

達成した目標

  • 右顔面麻痺の左右差の改善
  • 舌や口唇の運動機能の改善
  • さ行・ざ行・ら行等のゆがみの軽減
  • 日常会話が聞き取りやすくなった

レビュー

基礎情報

年代50代
疾患名脳出血
発症からの期間7年
症状構音障害
リハビリ期間10か月
リハビリ目標日常会話や仕事での会話を改善する
利用メニュー言語リハビリ
利用回数33回

当センターご利用までの経緯

  • 7年前に発症し構音障害を呈するもSTによるリハビリは受けないで、本の音読などご本人様なりにリハビリをしていたが、日常会話、仕事において支障あり知人の医師がfacebookで当センターのことを知り、その方の紹介で当センターを受診された。

初回体験時の状況

  • 口腔機能の運動制限あり、特に舌・口唇では顕著に運動範囲縮小や速度低下があった。
  • 発話明瞭度は3(文脈で判断可能な発話状態)で舌・口唇の動きが遅いのに、発話スピードは速い状態であったため、文レベルの発話では前後音が繋がり不明瞭だった。
  • 「か」→「が」、「ら」→「だ」といったように音が異なる音に置き換わったり、さ行、ざ行、「ひ」「し」「つ」などの音で歪みがみられたりした。

リハビリ内容

  • 顔面・口腔のストレッチ・マッサージや運動訓練。
  • 発音訓練(発音場所・方法を意識してもらう、発話ペースコントロールなどで明瞭にする)。

改善内容

  • 訓練開始1ヶ月後より「前とは違う、話しやすくなった」と本人が実感されていた。
  • 右顔面麻痺は早期に改善し、左右差が目立ちにくくなり、舌や口唇の運動機能が改善。
  • さ行、ざ行、ラ行など微細な舌先の動きを要する音は未だ若干の不明瞭さを残存するものの、音の置き変わりや歪みは軽減。
  • 会話場面において時折聴き取りにくい言葉があるものの、内容は聞き取りできるようになった。
  • 構音検査による発話明瞭度は3→2(時折聴き取りにくい言葉がある発話状態)に改善。

担当セラピストのコメント

ベースとなる口腔の運動機能の改善、舌・口唇の動かし方を意識することによる発音の明瞭化、発話ペースコントロールにより発話が明瞭になったケースです。

ご自身の症状について詳細に理解した上で熱心に自主練習をして下さったのでより効果的に改善に至ったと考えます。漠然とした本の音読では効果的な改善は得られにくく、発話ペースのコントロールもテクニックを要するため、特に症状固定した構音障害では専門的な訓練が必要です。

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