マッサージや筋トレだけでは麻痺は改善しない ― 脳卒中後リハビリの本質とは

- 「マッサージを続けているのに、なかなか良くならない…」
「筋トレを頑張っているけど、手足の動きは変わらない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
マッサージや筋トレでは麻痺は改善しない理由
脳卒中後の「リハビリ」といっても、実際に行われている内容は施設・サービスによって大きく異なります。
中には、体操や筋トレを「リハビリ」と称している施設もあります。
しかし、マッサージや筋トレを続けても麻痺は改善しないのが現実です。
その理由は、麻痺の原因が筋肉の衰えではなく、脳と神経のつながりの障害にあるからです。
マッサージは「疲労回復」のためのもの
マッサージとは厳密にいえば、あん摩マッサージ指圧師が行う施術のことですが、広い意味では、身体各部の筋肉をもんだりさすったりする施術を指します。こうしたマッサージは基本的に、血流を促し筋肉をほぐすことにより疲労回復やリラクゼーション効果を得ることが目的となります。しかし、脳卒中による麻痺は「筋肉が凝っている」「疲労原因」から起きているわけではありません。そのため、どれだけマッサージを繰り返しても神経伝達の障害を解消することはできません。一時的に体が軽く感じても、麻痺そのものの改善にはつながらないのです。
筋力トレーニングも単体では不十分
「動けないのは筋力が落ちたから」と考え、筋トレを頑張る方も多いでしょう。
確かに、骨折や手術後の筋力低下には有効ですが、脳卒中の麻痺とは原因が異なります。
筋肉を鍛えるだけでは、脳から筋肉への信号伝達が回復しません。
つまり、筋トレだけで麻痺が改善することはほとんどないのです。
麻痺の改善には「専門職によるリハビリ」が必要
脳と神経の働きを理解した**理学療法士(PT)や作業療法士(OT)**によるリハビリが、麻痺改善には不可欠です。
彼らは、その人の麻痺の原因を分析し、脳の神経回路を再び動かすための訓練を行います。
その過程で、関節や筋肉をほぐす「手技」を使うこともありますが、これは動きを再学習するための準備であり、一般的なマッサージとは目的が異なります。
こうした神経学的アプローチを取り入れたリハビリこそが、麻痺改善への鍵となります。
まとめ ― 「気持ちよさ」より「機能回復」を目指して
マッサージや筋トレは体を楽にしたり体力を保ったりするには有効ですが、麻痺そのものを改善するには別のアプローチが必要です。
脳卒中後の麻痺改善を目指すなら、リハビリ専門職による神経再教育を目的としたリハビリを受けることが重要です。
脳梗塞リハビリセンターでは、理学療法士・作業療法士が麻痺の原因を徹底的に分析し、改善に向けたオーダーメイドのプログラムを提供しています。
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