【リハセンナレッジ*コラム】パラリンピック注目競技

みなさまこんにちは!
リハビリ、お役立ち情報のコラムを担当しているスタッフJSです。私は2018年に脳梗塞を発症し、現在リハビリ中です。ユーザー視点で、リハビリや病後の生活に有意義な情報をお届けしてまいります。


 




まもなくパラリンピックです!


先日、17日間のオリンピックが無事に終了しました!開催の可否について、いろいろと議論がありましたが選手のみなさまのハツラツとしたプレーに日々パワーをいただきました。日本勢は27個の金メダルなど、過去最多のメダルを獲得したようです。


さて、今回のコラムではまもなく開催されるパラリンピック<大会日程:2021年8月24日(火)~9月5日(日)>について書いてみたいと思います。


国際パラリンピック委員会(IPC)の規定によると、「パラリンピックは、障がいのあるトップアスリートが出場できる世界最高峰の国際競技大会です。夏季大会と冬季大会があり、大会を通じ共生社会の実現を促進することを目指しています。それぞれオリンピックの開催年に、原則オリンピックと同じ年に同じ場所で開催される。」とされています。


今回の東京大会で16回目の開催になるようで、22競技539種目が行われます。


 


☆パラリンピックの豆知識(クラス分けについて)


パラリンピックの競技を見ていると種目のところに以下のような記載があります。


 


例えば


水泳だと、<男子100m自由形 S5 予選>や<女子100mバタフライ S13 予選>
陸上だと、<女子100m T64 決勝>や<男子400m T62 決勝>


などといったものを見かけます。
これらの「S5やT64ってなんなのだろう?」と思い調べてみました。


 


アルファベットは、競技の種類を示しているそうです。


T=Track (100m走などのトラック競技と幅跳びなどの跳躍競技)  


F=Field (やり投げなどの投てき競技)


 


S=Freestyle(自由形)、Backstroke(背泳ぎ)、Butterfly(バタフライ)の3つ


SB=Breaststroke(平泳ぎ)


SM=IndividualMedley(個人メドレー)


 


数字は、障がいの部位や重さを細かくクラス分けしたものだそうです。


 


水泳の場合、以下のようになるようです。


1~10までが肢体に障がいのある方のレース


11~13が視覚に障害のある方のレース


14が知的に障がいの方のレース


15が聴覚に障がいのある方のレース


※肢体と視覚に関しては数字が小さくなるほど重度になるようです。


※陸上については範囲が広く、難解でした…ご興味のある方は調べてみてください。。。


 


パラリンピックでは、競技によって障がいの程度や部位によるクラス分けが細かくされていることがわかりました。このようなところに注目してみるのもひとつの楽しみ方かもしれません!


 




最後に私の注目競技についてです。


私の注目競技は「車いすラグビー」です。
3年前に脳梗塞になり、車いすで生活するようになり落ち込んでいたころ、「車いすラグビー」を観戦する機会に恵まれました。想像以上に激しくて驚きましたが、選手のみなさまがかっこよくて、キラキラしていて、とても勇気をもらいました。
帰ってから知ったのですが、見学に行った際にキャッチボールをしてくれた選手こそが、日本代表の「羽賀理之」選手でした!



応援しています!!


 


(コラム執筆日:2021年8月13日)


 




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