脳梗塞・脳出血後の自宅でできるリハビリ|退院後の回復を支えるために大切な考え方

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脳梗塞や脳出血の後、退院を迎えると
「これからは自宅でどんなリハビリをすればよいのか」
と不安に感じる方は少なくありません。


自宅でのリハビリは、
入院中のリハビリを補い、回復を継続させるための重要な時間です。
一方で、やり方を間違えると、
思うように効果が出なかったり、身体を痛めてしまうこともあります。


このページでは、
脳梗塞・脳出血後の自宅リハビリについて、基本的な考え方と実践のポイント
ご本人・ご家族の視点で分かりやすく解説します。


自宅リハビリの役割とは


自宅リハビリの目的は、
「たくさん運動すること」ではありません。


主な役割は次の3つです。



  • 回復した機能を維持・定着させる


  • 日常生活の動作をスムーズにする


  • 次の回復につなげる土台をつくる



自宅での過ごし方そのものがリハビリになる
という意識が大切です。


自宅リハビリで大切な基本原則


無理をしないことが、回復への近道


「頑張らなければ良くならない」と思い、
無理な回数や強度で続けてしまう方もいます。


しかし、
疲労や痛みが強く出るリハビリは、
かえって回復を妨げる原因になることがあります。



  • 痛みが出たら中止する


  • 疲れ切る前にやめる


  • 体調が悪い日は休む



これも立派なリハビリの判断です。


正しい動き方を意識する


自宅リハビリでは、
**「正しく動けているか」**を意識することが重要です。



  • 姿勢が崩れていないか


  • 麻痺側をかばいすぎていないか


  • 反動や勢いで動いていないか



可能であれば、
鏡や家族の見守りを活用すると効果的です。


日常生活の中でできる自宅リハビリ


座る・立つ動作を丁寧に行う


椅子から立つ、座るといった動作は、
下肢・体幹・バランスを同時に使う重要なリハビリです。



  • 足の位置を意識する


  • 体を前に倒してから立つ


  • 麻痺側にも体重をかける意識を持つ



毎日の動作を丁寧に行うことで、
自然とリハビリにつながります。


麻痺側を「使わないまま」にしない


自宅では、
つい動かしやすい側ばかり使ってしまいがちです。



  • 麻痺側の手で物に触れる


  • 支える役割を麻痺側にも持たせる


  • 置いているだけにしない



「少しでも使う」ことの積み重ねが大切です。


自宅リハビリで注意すべきポイント


転倒リスクへの配慮


自宅リハビリでは、
安全確保が最優先です。



  • 滑りやすいマットを避ける


  • 動線を整理する


  • 不安がある動作は必ず見守りをつける



「できそう」ではなく、
「安全にできるか」を基準に判断しましょう。


自己判断での過度な運動は避ける


インターネットや動画を参考にする場合でも、
その内容が 自分の状態に合っているとは限りません。



  • 痛みが出る


  • 動きが不自然になる


  • 疲労が残り続ける



こうした場合は、
方法を見直す必要があります。


自宅リハビリだけでは難しいと感じたら


次のような場合は、
専門的な評価やリハビリを受けることで改善の糸口が見つかることがあります。



  • 自宅リハビリを続けても変化を感じにくい


  • 動きがかえって悪くなった気がする


  • 何を優先すべきか分からない


  • 家族の介助負担が大きい



状態に応じたリハビリを取り入れることで、
無理なく回復を目指すことができます。


症状別のリハビリもあわせて確認しましょう


自宅リハビリは、
症状に応じて考え方が異なります。



  • 片麻痺のリハビリ


  • 歩行リハビリ


  • 高次脳機能障害のリハビリ



それぞれのポイントについては、
以下のページで詳しく解説しています。


脳梗塞・脳出血後のリハビリ総合ガイドはこちら


自宅リハビリについて不安を感じている方へ


「このやり方で合っているのか分からない」
「家でのリハビリに限界を感じている」


そう感じるのは自然なことです。
自宅リハビリは、
一人で抱え込まず、必要に応じて専門家とつながることが大切です。


現在の状態やリハビリ内容を整理したい方は、
専門スタッフによる相談をご利用ください。


リハビリ相談について詳しく見る


よくある質問(FAQ)



  1. 毎日どれくらいリハビリをすればいいですか?
    A. 回数よりも「正しく・継続できる内容」が重要です。無理のない範囲で続けましょう。

  2. 痛みが出た場合は続けてもいいですか?
    A. 痛みがある場合は中止し、方法の見直しや専門家への相談をおすすめします。


 

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