脳梗塞・脳出血後の退院後の生活設計チェックリスト|「退院してから困らない」ために、今整理しておきたいこと

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脳梗塞や脳出血の治療を終えて退院が決まると、
多くの方・ご家族が次のような不安を感じます。



  • 家に戻って本当に大丈夫だろうか


  • 何から整えればいいのか分からない


  • 退院後にやることが多すぎて整理できない



退院はゴールではなく、生活再建のスタートです。
このページでは、
退院後の生活をスムーズに始めるためのチェックリスト
分野別にまとめています。


必要なところから、順番に確認してみてください。


チェック① 身体・体調に関すること


退院後は、
病院にいたときと比べて 体調管理を自分たちで行う場面 が増えます。


□ 疲れやすさの程度を把握している
□ 無理をすると体調が崩れやすいことを理解している
□ 休憩のタイミングを決めている
□ 痛み・しびれ・違和感が出たときの対応を決めている


👉
「退院したから元通り」ではなく、
体力はまだ回復途中という前提で生活を組み立てることが大切です。


チェック② リハビリの継続計画


退院後もリハビリは続きます。


□ 退院後のリハビリ先(外来・訪問・自費など)を把握している
□ 自宅で行うリハビリ内容が整理できている
□ 無理をしない基準を家族と共有している
□ リハビリの相談先を決めている


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チェック③ 住環境・安全面の確認


自宅は、
退院直後の身体にとって 必ずしも安全とは限りません。


□ 転倒しやすい段差・物を把握している
□ 滑りやすい場所(玄関・浴室)を確認した
□ 動線をシンプルに整理している
□ 必要に応じて手すり・補助具を検討している


👉「慣れている家」ほど、
事故が起こりやすい こともあります。


チェック④ 日常生活動作(ADL)の整理


生活の中で、
「できること・時間がかかること・難しいこと」を整理します。


□ 食事・着替え・トイレの状況を把握している
□ 手伝いすぎていないか意識している
□ 見守りが必要な場面を共有している
□ 無理をさせない声かけを意識している


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チェック⑤ 認知・言語面への配慮


外見から分かりにくい後遺症は、
生活の中で困りごとになりやすいポイントです。


□ 物忘れ・注意力の変化を把握している
□ 指示は短く・具体的に伝えている
□ 会話に時間がかかることを理解している
□ 本人のペースを尊重している


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チェック⑥ 家族・介護者の負担


退院後は、
ご家族の負担が一気に増えることがあります。


□ 家族が無理をしていないか確認している
□ 役割分担を決めている
□ 一人で抱え込まない意識を持っている
□ 相談できる相手・場所を把握している


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チェック⑦ 外出・社会とのつながり


退院後、
外出や人との関わりが減ると、
心身の回復に影響することがあります。


□ 外出できる範囲を把握している
□ 外出時の不安(歩行・疲労)を整理している
□ 無理のない予定を立てている
□ 社会との接点を意識している


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チェック⑧ 「困ったとき」の対応を決めているか


退院後に起こりやすいのは、
「想定外の困りごと」です。


□ 体調が急に悪くなったときの連絡先
□ リハビリや生活の相談先
□ 家族が限界を感じたときの支援先


困る前に決めておくことが、
安心して生活を続けるポイントです。


チェックリストは「完璧に埋めなくて大丈夫」


すべてにチェックが入らなくても問題ありません。
大切なのは、



  • 今どこが不安か


  • 何を優先すべきか



見える形にすることです。


退院後の生活について不安を感じている方へ


「これで本当に大丈夫なのか」
「何から手をつければいいのか分からない」


そう感じるのは自然なことです。
退院後の生活設計は、
一人で抱え込まず、専門家と一緒に整理することで楽になる
ケースも少なくありません。


現在の状況や不安を整理したい方は、
専門スタッフによる相談をご利用ください。


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