高次脳機能障害
高次脳機能障害とは、主に交通事故や脳血管障害の発症によって、大脳の知的活動を司る機能が損傷を受けることにより、言語、思考、記憶などに症状が現れ、日常生活や社会生活に支障をきたしてしまう障害のことをいいます。脳の病気やケガなどによって生じた認知障害全般を指します。例えば、失語症や失行症、失認等の他、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害など様々な症状があります。いわゆる認知症とは区別されています。
外見上は障害が目立ちにくく、本人も自覚しにくいため、職場に戻ってから気づくなども多く、「隠れた障害」とも言われます。症状は脳の損傷部位によって特徴があり、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害などがあります。