よくあるご質問
よくいただくご質問についてまとめました。
リハビリの効果や対象者について
脳梗塞だけでなく脳出血やくも膜下出血の後遺症でも利用できますか?
はい、可能です。脳卒中は、大別して「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」の3種類があります。それぞれ発症する仕組みや後遺症の特徴に違いはあるものの、 脳血管疾患 という脳の血管の問題により脳が損傷を受けるという点では共通したものになります。
病名に関わらず、脳血管疾患と呼ばれる脳の損傷による片麻痺や手足の運動機能障害を含め、発話、言語系の障害、高次脳機能障害の方も当センターのリハビリをご利用いただけます。
どのような人が利用していますか。
脳卒中の後遺症の中でも、片麻痺・半身麻痺など上下肢の麻痺状態からくる歩行機能障害や運動機能障害が、当センターで最も多い症状になります。その他、 失語症・構音障害のような言語の後遺症や、 注意障害、 失行、遂行機能障害などの高次脳機能障害から頭痛、めまい、しびれ、痛み、疼痛、腰痛、不眠といった症状まで多岐にわたります。
また、脳血管疾患のみならず、 脳挫傷などの脳損傷や脊髄損傷による後遺症、大腿骨頸部骨折、脊椎管狭窄症、変形性膝関節症など要介護になりやすい整形疾患、パーキンソン病、線維筋痛症、脳性麻痺、小児麻痺など幅広い後遺症の方にもご利用いただいています。実際にリハビリを体験された方のインタビューや改善症例などを掲載していますので、ぜひご参考にしてください。
自分の症状でも改善するのでしょうか?
まずは一度当センターにご相談ください。プログラムを5500円(1回120分)でご体験いただくことが可能です。
脳梗塞・脳出血に関する後遺症リハビリの豊富な経験と知識をもつ専門家(理学療法士、 作業療法士、 言語聴覚士などのセラピスト)が、みなさまおひとりおひとりの症状が起きている仕組みを正確に評価し、ベストなリハビリ計画をご提案させて頂きます。
脳の損傷部位によってリハビリの対象になりませんか?
損傷部位に関わらず対象になります。脳は、大脳、脳幹、大脳基底核、小脳、大脳皮質、視床、視床下部など多くの部位に分かれ、それぞれが関わりあって機能しています。脳幹で出血した場合は脳幹出血、梗塞した場合は脳幹梗塞と呼びます。
脳梗塞や脳出血による後遺症は、損傷する脳の部位によって症状は人それぞれ異なりますが、その複雑な仕組みを理解している脳卒中専門家のスタッフが、みなさまの後遺症を正確に見極めたうえで改善のために正しいアプローチを行います。
寝たきりで、発症からの期間が数年以上経過しているのですが、改善は見込めますか?
改善の見込みの度合いはご利用者様の後遺症の状態によって変わりますが、寝たきりの方や、発症から数十年以上経過された方でも、改善が認められた実績は多数あります。後遺症改善を諦めていた方でも、ぜひ一度プログラムを体験していただき、脳卒中専門家であるセラピストから改善の見込みについてご説明させていただければと存じます。
効果はどれくらいの期間で出ますか?
みなさまおひとりおひとりの症状の程度によってさまざまになります。初回体験の施術でも「立ち上がりがしやすくなった」「肩が動かしやすくなった」など効果を実感いただく方が多くいらっしゃいますし、1か月から年単位にかけたリハビリで、目覚ましい改善を遂げている方もいらっしゃいます。ただしご自身の現在の状況から大きく改善を望まれる方は、リハビリは基本的に長期的に取り組む必要があります。
当センターでは病院などとは異なり一切期間の制限はありませんので、ご納得いくまで地道にリハビリに取り組んでいくことが大切と考えております。
普段別のところで訪問リハビリやデイサービスを利用しているのですが、こちらも同時に利用できますか?
はい、可能です。保険外(自費)サービスになりますので、すべての方にご利用いただけます。多くの方がデイサービスや訪問リハビリを行いながら、当センターをご利用いただいています。
当センターの調査では、訪問リハビリやデイサービスで介護保険のリハビリを行っている方はより改善するといったデータもあります。当センターの質の高いリハビリとともに、介護保険内のリハビリも行うことで、リハビリ量も確保することが大切であると考えています。
現在入院中なのですが、利用を検討できますか?
はい、退院前にご検討いただくことはできますので、ぜひ一度お問合せください。 病院の入院期間の上限は健康保険の制限により180日までとなっており、機能改善ができていなくても途中で退院せざるを得なくなり、帰宅後もリハビリの継続をしなくなってしまう方々が多いのが実情です。
当センターは保険外(自費)サービスとなりますで、日数の制限を気にせずに退院後のリハビリとしてご利用をご検討いただくことは可能です。
※当センターは病院(医療機関)ではありませんので、かかりつけの医師の指導のもと適切なご判断をお願いいたします。
一度施設の見学をしてみたいのですが可能でしょうか?
当センターでは、(初回に限り)税込5,500円で、実際に120分のリハビリプログラムを体験していただくことが可能です。初回限定の脳梗塞リハビリセンター体験プログラムでは、合計2時間から2時間半、鍼灸、理学療法士または 作業療法士、 言語聴覚士、トレーナーらが完全マンツーマン・パーソナルリハビリを受けていただけます。
その際に施設をご見学いただくことが可能です。ぜひご連絡をお待ちしております。
リハビリプランについて
<60日間改善リハビリα>は、なぜ60日間、週2回のリハビリなのですか?
当センターでは述べ10万回以上の施術実績から、最短で最大の効果をご実感いただく最低限の頻度として、週2回以上、60日間が望ましいと考えております。
第46回日本脳卒中学会にて発表した当センターの調査において、『60日間改善リハビリ』(旧プラン)利用者さまを対象にした調査では、60日間のリハビリで81%に改善が認められ、77%の方が改善効果を実感いただけました。
脳梗塞リハビリセンターが保険外リハビリの選択肢として選ばれ続けてきた実績の成果と言えます。
改善のレベルと時期を早められる可能性が見込める方向けに、週3回以上の実施をご提案することもございます。
費用はどれくらいかかるのでしょうか?
60日間で全14回の施設リハビリと毎日の自宅リハビリ指導などを含め、[身体]税込:330,000円・[失語]税込:180,000円・[身体+失語]税込:500,000円になります。
目標はどのように決めるのでしょうか?
ご利用者さまとそのご家族のご希望をまず第1に考えてリハビリ目標を定めます。
ただし、例えば車いすの方がすぐに杖や装具なしに歩けるようになるわけではありません。当センターの脳卒中専門の理学療法士、 作業療法士 が後遺症が起きている仕組みとともに、それを解消していくためにどのようなリハビリをどのような順序で進めていくかをプランニングして、丁寧にご説明いたします。
どんな症状でも確実に改善ができるのですか?
改善がどこまで見込めるかは個人の症状の程度によりさまざまです。プログラム体験での評価を元に、ご利用者さまの目標も踏まえた上で、症状に対して可能な改善レベルをご提示いたします。
訪問リハビリはありますか?
訪問リハビリも実施しております。対応エリア詳細に関してはお問合せください。
通える距離に『脳梗塞リハビリセンター』がないのですが、利用の相談はできますか。
『脳梗塞リハビリセンター』がお近くにない方のためのリハビリプラン『短期集中リハビリ』がございます。実施センター・滞在スケジュールの調整、宿泊先(介護施設・ホテル)のご紹介など、実施に向けたサポートを致します。詳細はお問合せください。
施術内容について
言語障害や高次脳機能障害のリハビリ(言語聴覚のプログラム)も対応できますか?嚥下訓練はできますか?
はい、言語聴覚のプログラムはございます。 失語症や 構音障害、 注意障害や記憶障害、 遂行機能障害などの高次脳機能障害に対するリハビリを言語聴覚士が行います。カウンセリングにて後遺症の状況を確認し、適切なリハビリを実施していきます。尚、直接的嚥下訓練に関しては、当センターが医療機関ではございませんので実施できません。嚥下器官への間接的訓練は実施しています。言語聴覚療法を実施しているセンターについては施設一覧にてご確認ください。
トレーニングは、ジムなどの運動と何が違うのでしょうか?
当センターではいわゆるジムで行うような筋肉を強化するだけのトレーニングは、脳梗塞や脳出血の後遺症改善に適切でない場合が多いと考えております。脳卒中の後遺症の仕組みは、脳の損傷による神経伝達の不具合により起きているため、筋力をつけても脳からの指令が断絶している状態では身体が動くようにはなりません。
当センターでは脳梗塞、脳出血などの片麻痺、半身麻痺の状態を、脳卒中専門家の理学療法士、 作業療法士、 言語聴覚士たちの知見を結集し、さまざまな身体状況に対して適切な姿勢維持、手足を動か仕方を脳に定着させるために考え抜かれたトレーニングになります。動かないから筋力を付ける、という発想ではなく、おひとりおひとりの後遺症の状態に適切なメニューを行います。
マッサージは改善のために必要でしょうか?
「マッサージ」という言葉は非常に広い意味を含みますが手技により血流をよくすることで、筋肉の緊張の緩和を促す手技になります。脳梗塞や脳出血の後遺症は、筋肉そのものではなく脳の機能損傷によって起きているため、マッサージそのもので改善が見込めるものではありません。
改善のために必要なアプローチをとるのが当センターの考え方ですが、リハビリにおいてたまった疲労の除去やリラックスをさせることは鍼灸によるアプローチの中で対応しております。
脳梗塞リハビリセンターの鍼灸治療とはどのようなものなのでしょうか?
WHO からの脳卒中への効果が認められ、各国立大学の附属病院でも研究と実践が進められている鍼灸を用いたリハビリがひとつの大きな特徴となっております。
東洋・西洋という概念を超え、脳梗塞、脳出血の後遺症リハビリにおいて研鑽を重ねた鍼灸師が、セラピストの評価をもとに適切なツボへ鍼灸を施し、当センターオリジナルの「鍼灸ケアシート」を用いて評価・カウンセリングを行いながら施術します。
当センターの鍼灸は、理学療法士、 作業療法士 と連携し、筋拘縮を鍼灸で取り除きつつ、セラピストの施術で刺激を入れるなど、ご利用者さまの症状に応じてPT・OTと鍼灸師が連動したリハビリも行っており、病院や鍼灸院にはない当センターだけのリハビリの特徴と言えます。
鍼灸は初めてで怖いのですが・・・?
鍼は髪の毛程度の極細のものを使用していますので、ほとんど痛みが出ることはありません。まれにかすかな痛み(響く感覚)を感じることもありますが、ほとんど感じられない程度になりますのでご心配はいりません。 ご利用前にご説明いたしますので、ご不安な点はなんでもお気軽にご質問ください。
また、使用している鍼はすべて使い捨てとなりますので、感染症の心配は一切ありません。
最初は実は鍼は怖い、苦手だったという方も効果を感じて好きになっていただいた方は大勢いらっしゃいます。
費用について
費用はいくらくらいかかるのでしょうか?
基本メニューは、60日間で全14回の施設リハビリと毎日の自宅リハビリ指導などを含め、[身体]税込:330,000円・[失語]税込:180,000円・[身体+失語]税込:500,000円になります。
いずれも、初回は脳梗塞リハビリセンター特別体験プログラムで、1回5,500円でお試しいただいた後に、ご利用をご検討いただくことができます。費用体系については別ページをご参照下さい。
クレジットカード払いはできますか?
はい、可能です。利用できるカードについてはお手数ですがお問合せください。
介護保険、健康保険は適用できますか?
当センターでは健康保険、介護保険は適用できない保険外(自費)サービスですが、自費だからこそ病院とは異なり期間制限なく、本格的な改善を実現するための充実したマンツーマンリハビリサービスの提供が可能になっております。
脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患 後遺症は、脳の損傷部位により後遺症が起きる仕組みが異なるため、おひとりおひとりに適切なマンツーマンリハビリを行うことが、改善に向けての重要なポイントになります。
通所方法について
駐車場はありますか?
当センター保有の駐車場は現状ではありませんので、各施設の近隣の駐車場をご利用いただければと存じます。詳細は各施設ページをご参照下さい。
送迎は行っていますか?
申し訳ございませんが、現在は送迎は行っておりません。
公共交通機関、または自家用車などでお越しいただけますと幸いです。
その他
スタッフはどのような方々がリハビリを担当してくれますか?
当センターでは、 回復期・急性期リハビリ 病院で脳血管疾患後遺症のリハビリの経験を積んだセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、 同じく病院や鍼灸院にて脳血管疾患後遺症への施術経験が豊富な鍼灸師が中心となり、みなさまのリハビリをサポートします。
リハビリ期間に制限のある病院で後遺症にお悩みの方々のリハビリを途中断念せざるを得ない環境から飛び出してきた熱意あるスタッフたちが、身体の症状の改善だけでなく、お気持ちにも寄り添ってリハビリを進めて参りますので、ご不安なことはなんでもご相談ください。
医師は常駐していますか?
施設に常駐の医師はいませんが、ご利用者さまの安全を確保するために、バイタルチェックや行動規範など病院などと同等の基準を設けております。
また、多くの医師、研究医、外部理学療法士・ 作業療法士 ・言語聴覚士の方々からリハビリサービスに関する監修やアドバイスをいただいており、今後もさらに医療介護連携をますます強化してまいります。
興味があるのですが、まず何をすればよいでしょうか?
疑問点などがありましたらまずは一度お電話、もしくはインターネットからお問合せください。 まずは特別体験プログラムにて、ぜひ当センターのリハビリの効果をご実感いただければと思います。
足のリハビリは理学療法士、手のリハビリは作業療法士と聞きましたが?
病院の現場ではチーム医療として足のリハビリは理学療法士、手のリハビリは 作業療法士 という慣習があるようですが、当センターの理学療法士・作業療法士は手足どちらのリハビリも質の高いプロフェッショナルです。
本来動作というものは、手や足が単独で動くわけではなく、胴体なども含めて連携して動くもののため、手や足に特化したリハビリ技術というものはなく、生活上さまざまな「行為」「運動」を行ううえで、うまく動かない身体機能に対してどのようにアプローチしていくのか、という多角的な観点が大切になります。
PT、OTとは何ですか?
PTは理学療法士、OTは 作業療法士 のことで、ともに厚生労働省認可の国家資格になります。身体のさまざまな障がいからの回復のために、体操や運動、電気刺激、マッサージなどさまざまなトレーニングに関する知識と手法を身につけた者を言います。
一般的にPTは下肢(歩行を中心とした機能改善)、OTは上肢(手や腕を用いた作業遂行改善)を担当するとされていますが、当センターではPT、OTは共に、脳梗塞、脳出血などの脳血管疾患後遺症リハビリを専門に経験を積んだ、身体全体の機能改善のプロフェッショナルです。
病院で専門知識と臨床経験を深めたスタッフが、ご利用者さまのリハビリ目標を踏まえ、どのようなステップで機能改善を図っていくか、適切なリハビリ計画を立案・ご説明した上で、施術を行います。
STとは何ですか?
STは言語聴覚士のことで、厚生労働省認可の国家資格になります。 構音障害、 失語症など、後遺症としてよく認められる言語障害や 注意障害、 遂行機能障害、記憶障害、半側空間無視、失行、失認などの 高次脳機能障害 のリハビリの専門家になりますが、国家資格保有者が非常に限られており、病院などでも対応が十分にできない現状があります。
これらの障害はリハビリに十分な期間が必要とされているため、期間制限のある病院では時間切れになることも多いため、言語聴覚療法を長期的に受けることができる数少ない施設が当センターになります。
施設内で飲み物は飲めますか?
飲み物はお茶、ジュースなどを無料で提供しております。ご持参いただいてももちろん構いません。
体験の当日、用意していくものはありますか?
病院での診療情報提供書/脳画像写真やデータ/リハビリ総合実施計画書/退院サマリー/お薬手帳をお持ちの方は、可能であればでかまいませんのでご用意ください。
服装は身体を締め付けない、動きやすい服装でお越しください。
体調が悪い日にキャンセルできるのでしょうか?
体調不良などやむを得ない理由でのキャンセルは可能ですので、当日の朝までにご一報いただけますと幸いです。
リハビリは一定の頻度で行うことが改善の近道ですので、キャンセル時には次回のご予約をされることを強くお勧めしております。
利用に際して家族が気をつけることはありますか?
ご家族のみなさまには、下記事項についてご理解、ご協力をお願いしております。
【送迎について】
ご利用者さまの送迎については当センターでは実施しておりませんので、大変恐縮ですがご家族のみなさまのご協力をお願い申し上げます。
【カウンセリングの同席について】
ご利用の手続き時や、ご利用開始後の目標設定や振り返りのカウンセリング上では、できる限りご家族のみなさまのご同席をお勧めしています。後遺症のリハビリは継続性が求められますが、なによりもまず回復のための強い意志をもつことが非常に重要になりますので、ご家族の励まし、お声がけなどはご本人にとって何よりも心強いサポートとなります。
もちろんご家族の方々ならではのお悩みやご不安な点などについても、当センターのスタッフにお気軽にご相談いただければと存じます。 私たちスタッフ一同、誠心誠意できることを努めてまいります。
脳梗塞リハビリセンターと酷似した名称やデザイン、サービスをよく見かけますが、同じ施設なのでしょうか?
最近当センターのロゴやデザインや文言を盗用・偽装し、さも当センターと関係があるかのように宣伝している施設が全国で増えていますが、当センターホームページ上に記載している「提携施設」以外は当センターと一切関係のない施設になりますのでご注意ください。