【リハセンナレッジ*コラム】リハビリでよく使う用語集:第6弾「体幹の筋肉②」

こんにちは!


リハビリお役立ち情報のコラムを担当しているスタッフJSです。


今回は「リハビリでよく使う用語集」の第5弾「体幹部の筋肉①」です。


このコラムでは、脳梗塞リハビリセンターの先生方にご指導いただきながら、リハビリでよく使ったり、聞いたりするけど、分かるようで分からない、そんな言葉やフレーズについてお伝えしてまいります。


 


脊柱起立筋群 (せきちゅうきりつきんぐん)


頭から骨盤まで背骨の両脇を走っていて、名前が示すように背骨を起こすのに利用されます。背骨は体幹の軸で、身体の運動の基準となり、左右差が生じると体幹だけにとどまらない問題を生じるため、よくリハビリの対象となります。


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僧帽筋(そうぼうきん)


頭から背骨の上下の広い範囲と肩甲骨をつなぎ、上部、中部、下部と3つの線維群に分かれています。背骨を固定した状態で肩甲骨を、肩甲骨を固定した状態で背骨を自由自在に動かすのに利用され、また体幹の安定に対して頭の位置を変える、その反対にも利用されます。肩甲骨は上肢の動きの基点となるため、肩関節の運動の練習でよくトレーニングされます。


 


広背筋(こうはいきん)


腰背部の広い範囲と肩をつないでいるため、手を後ろにもっていったり、肩をねじったりするのに利用されます。そのため、この筋肉が固くなると、手を前方で広い範囲で動かすことの妨げとなることから、腰背部の動きとともによくトレーニングされます。


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腰方形筋(ようほうけいきん)


腹部の筋肉と協調して腹部臓器の重さを利用した、立位や歩行時のバランスをとるのに利用されます。特に骨盤を重要な働きをします。腰の背骨と骨盤をつないでいるため、歩行時に左右交互の重心移動をする際にはやじろべえのように機能するため、よくトレーニングされます。


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みなさま、いかがだったでしょうか。


今回は「体幹部の筋肉」として、4つの筋肉の働きを紹介しました。


もっと詳しく知りたい、興味のある方は、ぜひリハビリを担当するセラピストに確認してみてください。 お読みいただきありがとうございました。


 


 




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