リハビリMEMO 免許・運転編①:免許更新・運転再開のため、退院直後にしたこと

こんにちは! リハビリお役立ち情報のコラムを担当しているスタッフJSです。 
今回は「リハビリMEMO 免許編」ということで、免許更新・運転再開までの経験についてご紹介します。 


はじめに、私の身体の状態ですが、私は5年前に脳梗塞になり、右半身に麻痺が出ました。脳梗塞を発症するまでは軽度の麻痺だったのですが、脳腫瘍の既往により以前からあった左半身の麻痺も悪化してしまい、両手両足に麻痺があります。5年が経ち、発症時のことを考えると別人のように回復しましたが、現在も四肢に麻痺がある状態です。



私の家は山の中にあり、車がないと移動できない場所なので18歳の時に車の免許を取得し、脳梗塞を発症する当日まで(約5年間)毎日のように運転していました。 発症後、約半年間の入院生活を終え、退院しました。


 


◆運転免許センターでの確認


生活していく中で、やはり車の運転ができないと困るということで、地元の運転免許センターを訪れました。どのように運転を再開したらいいのかも分からなかったので、とりあえず行ってみた、という具合だったのですが、運転免許センターに行くと、指導員の方が面会してくださって、身体の状態や経緯などをお伝えし、簡単な認知検査などを行うと、さっそく教習車に乗せてくださいました。実際に車に乗ってみて、ハンドル操作やアクセルとブレーキの操作ができるかを確認したところ、「運転できそうだね!」と、運転の許可をいただくことができました。


 


◆運転のリハビリ


許可はしていただいたのですが、手も足もブランブラン、体幹も安定していなかった私はとても不安だったので、運転のリハビリを受けることはできるところはないか?と、相談しました。すると、ありがたいことに実家から1時間ほどのところに、全国に数カ所しかない自動車教習のコースが隣接しており、運転再開に向けてリハビリを受けられるリハビリ病院(中伊豆リハビリテーションセンター)があることを教えていただきました。 


電話で問い合わせたところ、一度来院して欲しいとの事だったので、訪れると、その日は身体の状態の確認と、頭の認知機能などのチェックを行い帰宅しました。


自動車教習のリハビリは、順調に行けば5回の講習で運転を再開できるようで、入院中に行うか、私のように通える範囲に住んでいるのならば外来でも良いということで、私は外来で受診する事に!!



全5回の教習についてや、その後の車の改造、 免許の更新については、また次回にお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。


 


 




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