リハビリMEMO:EPISODE⑦ 車いすユーザーの飛行機の乗り方

こんにちは!


リハビリお役立ち情報のコラムを担当しているスタッフJSです。


今回は「リハビリMEMO 移動編~車いすユーザーの飛行機の乗り方~」についてご紹介します。


ここで、質問です!!


 


車いすの人がどのように飛行機に乗っているかご存じの方、いらっしゃいますか??


実はこのコラムを書かせていただくにあたって、知人や同僚に同じ質問を投げかけてみたのですが、30人前後の人に聞いて、知っていたのはわずか3人でした。…


とはいいましても、私自身5年前に脳梗塞になって車いすを使って生活するまでは、知りませんでした。。


しかし、車いすユーザーになってから3回(往復するので6回)、飛行機に乗る機会がありましたので、そのときの体験談を紹介させていただきます。


 


 


車いすを使って初めて飛行機に乗ったのは、発症から半年後の事でした。


父親がマラソンが好きで、沖縄マラソンに出るということで応援に行ったのですが、よく行ったなぁと、、。


もちろん初めてのことですし、私もレンタルの車いすを借りたばかりのころでした。いろいろと調べて行ったそうなのですが、あまり役に立たず、何人ものスタッフの方にサポートしていただき無事に飛行機に乗ることができました。


 


▼車いすユーザーの飛行機の乗り方


簡単に手順を説明しますと、



  1. 空港に到着したら車いすユーザー等、特別なご案内が必要な方専用の窓口があるので、そちらに向かう

  2. 手続きが済んだら、専用の車いすがあるので、それに乗り換えます。…パッと見た感じでは、病院や駅などで見かけるありふれたものなのですが、秘密が!…

  3. 搭乗口に向かいます!…飛行機に乗り降りする際はCAさんが車いすを押してくださってシートの乗り降りもサポートしてくださいます。乗るときは優先搭乗で、1番最初に乗り、降りるときは1番最後におります…


 


▼ぼくの車いすはどこへ??


前述₋1.‐の時に自分の車いすを預け、一旦、自分の車いすとはお別れします。


目的地への到着時間によっても変わると思うのですが、窓口で乗り換えてから、しばらく相棒とお別れになるので、いささか不安になります。


でも、安心してください!車いすは、トランクなどの荷物と同じように格納されて現地に運ばれてくるようで、目的地のゲートで待っていてくれますよ(^▽^)/


 


▼飛行機に乗る時に使用する車いすのヒミツ!


先ほど、空港にある車いすには秘密があると紹介しました。


パッと見た感じでは、病院や商業施設に置いてあるものと大差ないのですが、機内に乗り込む時に変身します。


機内の通路は狭く、通常のサイズでは通り抜けできません…


すると、スタッフの方がなにやら車いすを触り始めます。


30秒ほどすると、横の大きいフレームが外れ、車いすがコンパクトになりました。


これが画期的で!


今年の3月に乗った時にも思わず「オー」ッと言ってしまいました。


 


 


 


 


今回は❝車いすユーザーの飛行機の乗り方❞ということで、私の体験をご紹介しました。


しかし、「車いす」といってもいろんなものがありますし、障がいにも人それぞれ個性があります。


でも、空港にはたくさんのスタッフの方がいらっしゃいますし、サポートしてくださいます。


長い、コロナ禍も終わりました。


空の旅にも出かけてみませんか!   


 


最後までお読みいただきありがとうございました。


 


 




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