統合医療、代替医療

統合医療とは、西洋医学による医療と代替医療の2つの両方を統合することにより、両者の特性を最大限に活かし、患者ひとりひとりにとって最も適切な手法をとることを目指した治療の考え方のことをいいます。

また、代替医療とは、通常医療を補完する手段としての意味合いが込められており、種々の疾患の原因を追求していく際、従来の西洋医学的な方法のみでは解決し得ない、例えば副作用や予防などの問題に対し、、世界のそれぞれの地域で伝統的に行われている治療方法(伝統療法、民間療法)も用いて補完していく、という観点で考えられた概念です。鍼灸などの東洋医学なども代替医療として、ヨーロッパやアメリカなどの先進国でも代替医療として医療現場に取り入れられるようになってきています。

疾病を治療し症状を緩和する方法には「対症療法」と「原因療法」があります。これまで多くの医療機関などで実践されてきた医療は、「対症療法」を中心とした近代西洋医学を根本としてきましたが、現在では高齢化社会の到来とともに問題になっている医療費の抑制の観点もあり、単に病だけではなく、人間の心身全体を診る「原因療法」を中心とした伝統医学や相補・代替医療も必要であるという考え方に急速に移行しています。

カウンセリング付

脳梗塞リハビリセンター
特別体験プログラム

5,500円(税込)